◆ドラッグビジネスが禁止されるもう一つの理由◆

「大変な仕事,致命的な使命」

-アメリカ麻薬取締局

バカみたいに直訳すれば上のようになりますが、Vital=バイタルには生命にとって欠かすことができない、逆に言えばそこを損なうと死んでしまうという意味があり、ニュアンスとしては「国の命に係わる使命」となり、文字通りアメリカ合衆国政府は国家の生死をかけて麻薬撲滅に取り組んでいます。

アメリカでは薬物で死亡する人や働けなくなる人が数多くいるほか、薬物中毒者による犯罪、マフィアやギャングの抗争など社会的な基盤を揺るがすものとしてドラッグそのものを根絶しなければならないという目標があります。しかし、もう一つの理由としてこのルールを守ってみんなが誠実に生きている世の中の秩序を維持しなければならないということがあります。

ヤクザ、マフィア、北朝鮮…
世の「悪」がなぜこぞってドラッグに命を懸けるのか。

「こんなデタラメに儲かる商売は他にない」からです。

100円の原価の商品が

1000円で問屋に売られ

10000円で小売店に売られ

100000円で客たちに売られる

しかもすべて非課税で需要はなくならない。

こんな仕事を悪人たちがしないわけがないのです。

成熟した国が、覚せい剤の密売を取り締まる最大の理由は乱用者の増加や治安の悪化を食い止めるためです。

しかし、同じくらい大切な理由としてこんなデタラメな、人の健康や命の崩壊を顧みないビジネスモデルが成り立つ国はまともな国民が育たなくなるということです。

勤勉、努力、誠実、そういった私たちが大切にすべきものすべてをないがしろにするのがドラッグビジネスなのです。