◆知能派ヤクザはいるか◆

「大部分は中学もまともに通ってないですね。
 ホンマ、教育て重要ですよ」
 
 ―指定暴力団幹部М(大卒)

 
最近山口組の分裂でヤクザがテレビに映る機会が増えました。

ビシッとしたスーツを着て、寡黙、声を出さずに厳しめの表情で事務所に入る様子が連日報道されました。さぞ、頭が良い人間で、静かに策をめぐらせているのだろうと思うでしょうが、彼らに「なんでマスコミの前で何もしゃべらないのですか」と聞くと「ほんなもん、ワシらがしゃべったらやなあ、アタマがようないんが、すぐにめくれてまうやんけぇ」となんとも愛嬌のある「おばかさん」な笑顔で答えます。

一般の人には、ヤクザに一回でいいから会ってほしいです。

ちょっとの間一緒にいて、会話や生活を見てほしいです。本当に申し訳ないですが、これまで私が付き合ってきた体感で言うと、100人いたら90人くらいは信じ難いくらい度が過ぎた「バカ」です。漢字が書けない、計算ができない、そもそも日常会話の日本語が間違っている、集合場所や時間を間違える、遅刻する、寝坊する、当たり前のコミカルな集団です。

ヤクザで商売や組織の中での立ち回りにおいて頭がいい人や目端が利く人はいますが、99%は知識や頭脳の明晰さはありません。そもそもある程度知的でまともな考えができればヤクザになることはほぼないですし、ヤクザになったとしても理不尽で非合理的、四六時中バカ話ばかりしている社会に耐えられず長続きしないと思います。ある意味そういう突き抜けて頭が悪いというか非合理的な判断ができないとヤクザはできません。

それがヤクザの最大の魅力でもありますが。