◆クスリを知らない人生は無意味◆

「シャブを知らないで死ぬなんて
 寿司や焼き肉やカレーに出会わずに
 一生、白飯だけ食べて死んでいくようなもんだ」

 ―15歳から覚せい剤を常習している会社員女性F

Fは15の春にヤクザと出会い、覚せい剤にどっぷりはまった人生ですが、彼女に言わせると「オマエラはご飯とタクアンしか知らない。シャブ中は寿司や焼き肉、カレー、ラーメンを知っている」であり「シャブを知らないで死んでいくなんてまったくもって無意味な人生」だそうです。

彼女と話していると、お酒が好きな人に少し似ているなと思います。私も酒は一滴も飲めない体質なのでよくノンベエの人に「お前は酒が飲めないなんてかわいそうだなあ」と言われますが、同じ事だと思います。この女はどういうわけかバリバリ覚せい剤をやりながらすこぶる健康に育ち、大学も出て普通の会社で働き、充実した日々を過ごしています。神様のいたずらとしか言いようがないです。

覚せい剤をやっている人からよく聞くのは「最初はなんとなくやり始めて2回、3回と重ねていくうちに気持ちよさに気付いてやめられなくなった」というパターンですが、先天的にものすごく体質が合う人は男女ともに「1発目からすごくよかった」と言います。薬物常習者、特に覚せい剤常習者の中には本当に覚せい剤とものすごく体質が合う人がいます。「相性がいい」という人で、生まれ持っての体質なのだと思います。

そういう人から見ると覚せい剤をやったことがない人には「あんなにキモチいモノを知らないなんて気の毒に」と感じるそうです。余計なお世話です。