2001年に大阪府池田市の大阪教育大学附属池田小学校で小学生無差別殺傷事件学校がありました。
犯人の男はあけ放たれていた学校の門から誰にとがめられることもなく子供たちのいる教室に侵入し、凶行に及びました。
この事件は学校の門戸が閉ざされていれば起きなかった、防げた事件かもしれません。
以後、日本中のほとんどの学校が門戸を開けていたものを、閉ざすようになりました。
この対応は実行力がある通り魔への対策だと思います。
しかし、屋外、公共の場でで起きる通り魔について考えると、被害を防ぐのはとても難しいと思います。
実際の事件の状況を見ると、
保護者や教師が付き添っていたとしても刃物を持って襲撃してくる通り魔に対応できるかというと、非常に難しい、不可能に近いと思います。
結論、被害にあう被害者のサイドから通り魔犯罪に100%対応するというのは事
通り魔が起きるたびに警察やマスコミは、通学路の安全や地域の見守
実際の事件の状況を見ると、それほど無防備だったわけではありません。
被害にあう被害者のサイドから通り魔犯罪に完璧に対応するというのは事
通り魔への対応
通り魔に関する報道は理不尽さを糾弾し、
被害の防止についても通学路の危険を取り除くために集団下校や見
しかし、事件の現場で被害者の状況に自分の身を置いて考えると、
超具体的・
とはいえ毎日、
逃げること
無差別に人を傷つける(傷つけようとした)
警察官が現場に着くころには走りつかれて息の上がった犯人がヘト
爆弾・
犯人から逃げたうえで、
ここで一つ大事かもしれないと思うのは、
悲鳴を上げるでも、「通り魔だぞ!」「包丁持ってるぞ!」
逃げ方も大切かもしれません。
家族や友達といたときにはお互いを気にかけて声を掛け合ったり、
そこは津波の避難に似ています。
全員が自分の身の安全を最優先に「てんでんこ」
逃げるチャンスを最大限にし、被害にあう危険を最小限に抑える。
津波てんでんこ
http://iwate-archive.pref.iwate.jp/tokusen/kodomo/
※小さなお子さんやお年寄り、
鬼ごっこと同じでとにかく「鬼」から逃げる。
実は最大の防御ではないかと思います。
最初の「1発目」の回避は難しい
通り魔事件ではやはり最初の一撃=「1発目」
複数の人が被害にあう事件でも、
よほど運動神経がいいとか、
結局、
そういう意味では通り魔で1人も被害者を出さないということは事実上、不可能といっていいのではないでしょうか。
最後になりましたが、日本は銃器のない国であって本当に良かったと思います。銃による通り魔は死者やけが人の数を何十倍、何百倍にも増やしてしまうと思います。
次は通り魔サイドにスポットを当てて防ぐ方法を考えてみたいと思